Vol.9 春を知らせるカエル

どうもどうも。御機嫌麗しゅう。


お久しぶりですね。楽しみにしてくださってる方には申し訳ないです。シンプルに書くことがなかったもので。


そのー、字数が多くなりがちというか。字数が多くてこそ楽しめるみたいなところあるじゃないですか。わたしのブログ。

書くことがないとね、どうしても踏ん切りがつかないというか。「泣かせなきゃ(使命感)」みたいなものがあった訳で。しばらく空いてしまいました。いやあすいません。

まあ、御挨拶も程々に、そろそろちゃんと書きますか。元々卑屈なのに、さらに謝ってばかりじゃウザったいですよね。いやはや、自覚はあるんですがなにぶん性分なもので。申し訳ない。また謝っちゃった、まあいいや。



えーっと、そのー、今回の内容なんですけど。


ないです。いやマジで。ないです。


諦めました。泣かせられる話なんてねえよ。もう恋愛系もやりすぎでしょうし。

なんていうか、今回は雑談ですね。雑談でも話が持つのかっていうチャレンジです。
もちろん、楽しませようと思って書くので、どうかお付き合いください。
現状オチも方向性も決めてないですけどね。どうなることやら。



まあ、つらつらやりますか。



唐突なんですけどね、わたし唐揚げが好きなんですよ。
いやほんとに唐突だなって?わたしもそう思う。

あれが結局1番美味いんですよね。サクッとした衣とひと口噛むと溢れ出すお肉の旨みがたまりませんのです。

塩がいいね。塩唐揚げ。タルタルソースでもいいけど。醤油唐揚げはまあ許してあげなくもないですかね。

塩唐揚げ好きに教えたいんですけど、ほっともっとの唐揚げ弁当マジで美味いですよ。うちの近所にはないんですけど、以前1回だけ食べたことがあって、美味しさに感動しました。ほんとアレはマジで美味いよ。300円前後だったと思うのでぜひ買ってみてほしいです。

ちなみにマヨネーズは論外ですね。唐揚げに対する冒涜ですよ。「ナメとんか?」って感じです。あまりにもキレて、一時期“唐揚げにマヨは邪道”ってLINEグル作ったことあります。(?)


…お腹空きましたね。これ打ってるの徹夜明けの朝5時半なんですよ。ありえないくらいお腹空きました。ヤバい。なんでこんな書き出しにしちゃったんだろ。


あー、えーっと、なんの話でしたっけ。あっ、そうそう、わたしと結婚する人はぜひ唐揚げとCookDoの回鍋肉は美味しく作れてほしいって話ですよね。あれ?違いましたっけ?じゃあとりあえず今のだけは女性の読者の方は覚えておいてください。



茶番はさておき。



昨日ね、初めてゲイのカップルらしき人を見たんですよ。
あ、ゲイじゃなくてホモって言った方が正確なんでしたっけ?あまり知識がないので分かりませんが、確か男女問わず同性愛者のことを“ゲイ”って呼ぶんですよね、本来は。間違ってたらごめんなさい。

多分ゲイ呼びの方が伝わると思うのでとりあえずそっちでいきますけど、そのー、ゲイのカップルの方々をね。見まして。電車の中で。

まあまあコワモテの、ガテン系のお兄さんたちだったんですけど。相手の膝の上に手を置いてね。肩を寄せあって。イチャイチャされてたんですよね。
アレはもう記憶飛ばすほど酔ってるかゲイの方々かじゃないと説明できないなあ〜って感じでした。

別に抵抗があるとかそんなんじゃないんですけど、なんか興味本位で観察してしまって。初めて見たし。ちょっと失礼な話ではあるので反省はしてるんですけど。

ずーっと、って言っても1駅とかだったんですけど、まあ見てて、なんていうか、凄く羨ましいなあって。

仮に男女のカップルが似たようなことしてても「やってんなあ」というか、まあ酷くても心の中で舌打ちして終わりですよ。

男性同士ってだけである程度目を引くことは避けられないのに、それでも人目を気にせずイチャつけるって凄くないですか?なんかビックリしちゃって。「この人たちほんとにお互いのこと好きなんだろうなあ〜」みたいな。


なんか、ゲイのカップルってなんとなく激しくイチャイチャしてるようなイメージないですか?結構ガッツリ腕組んでたり。いや、もちろんイメージだし実際は分からないんですけど。

それくらいしてくれないとカップルだって分からないとか、二丁目みたいなイメージの先行もあるんでしょうけど、なんとなくゲイって自分の世界に入るの上手そうなんですよね。ゲイバーにいるゲイはなんかひと味違うアドバイスをしてくれそうなのに近いような気もします。


しかしながら、なんと言いますか、初めてゲイカップルを間近で見て思ったんですけど、あの人たちって自分たちの世界に入るのが上手いんじゃなくて、単純に“自分たちの世界”で生きるしかないんだろうなって感じたんですよね。

というのも、例えば男女のカップルってよくある組み合わせですし、社会側、つまり見ている我々が大して特別視しない。だからカップル側も抵抗なく社会と関われる。“社会で生きるカップル”でしかない。

でも、同性愛者のカップルは違う。どうしても我々社会側が歪んだ見方をしてしまう。“社会からははみ出したカップル”にならざるを得ない。


そりゃ、自分たちの世界に入らないとやってられないなあって感じですよね。


クラスの隅でずっと生きてるカースト最底辺のやつが休み時間は丸々寝たフリしてるようなアレに近いんですかね。あっ、これは自己紹介じゃないですよ。別に体験談とかじゃないです。ほんとに。勘違いしないでよね。


ともかく、自分たちの世界に入って好きなものを「好き」だと伝えている彼らを見ていると、凄く羨ましく、淋しく、そして憎たらしくなってしまって。


まあ、わたしたちも世間的には“オタク”と揶揄される人種な訳ですけど、それと一緒にするのはなんとなく失礼な気がしますよね。
好きなものを好きと言ったところで相手も金貰ってやってますからね。ある程度こちらの理想通り動いてくれるのは必然な訳で。


同性愛のカップルって、「社会からどう思われようといい」とか、「相手からどう思われようといい」って、告白とかイチャイチャするとかのタイミングで1回は思わなきゃ成り立たないんですよね。この世が世知辛いばっかりに。
それを乗り切っているんだなあと思ったら、なんか不思議と感心してしまったり、自分と比べて少し虚しくなってしまったりしてしまいました。


社会というものがわたしたちのような“はぐれもの”に手厳しいのは御存知だと思いますが、というか“はぐれもの”にしか読まれないと書き手が決めつけているこのブログもどうかとは思いますが、ともかく、何したって手厳しいんだからあっけらかんと受け入れるしかないんですよね。社会の理不尽を。

…今更ながら、読み手には「なんでこいつこんな社会に嫌な思い出しかないんだ?」って思われてそうですね。まあ、ブログに書いてないような話もありますけど、基本的には社会不適合者なので。アレルギーみたいなもんです。世知辛いね。まあ、この話は後日。99%ブログにはしませんけど。まあいいや。



わたしはジャニーズの嵐が好きで。特に二宮くんが好きで。その場でキレのあるツッコミをする彼の器用さが憧れで。

わたしは歌手のaikoさんが好きで。いろんな人の恋愛に寄り添い受け入れてくれるあの歌が大好きで。時には淋しい夜に一人で聴き込んで。

わたしは女優の深川麻衣さんが好きで。ひたむきに努力を惜しまないあの人を尊敬していて。たまにお茶目なところも愛らしくて。



気がついたら、全部言えなくなってました。アイドルが好きとか、ラブソングが好きとか、そういうの。20歳前後の男子。多感だしね。


なにより、“はぐれもの”になるから。


受け入れられる場所を選んで選んで選び抜いて、気がついたらこんなところにいました。リア友から「お前もうブログ公開して収入源にしたら?ログイン数多いとお金になるらしいよ?」と揶揄される始末。何たる不覚でしょう。こんな闇鍋みてえなブログが金になる訳ねえだろ。ぶっ飛ばすぞ。



「社会不適合者」って言葉もズルいですよね。逃げ道として使いやすすぎる。コレ自称してれば社会に適合しなくていいからね。めちゃくちゃありがたいよ。

社会に適合できないわたしが悪いのか、わたしを適合させない社会が悪いのかはFラン大学生には判断がつきませんが、とにもかくにも、“はぐれもの”として、“社会不適合者”として、全部てめえで受け入れてやるしかないんですよねこれが。はーあ。嫌になるね。


自分で自分を受け入れる。いや、そんな甘いものではないのかもしれません。


自分で自分を好きでいる。自分で自分を救ってあげる。そういった、主体性なんてものも日々を生きるためには大切なんだろうなって。そんなものは胎盤に置いてきてしまったわたしだからこそ、深く感じます。皆さんはちゃんと持って生まれてこれましたか?おめでとうございます。



現在、深夜5時半。もはや早朝ですが。

自分で自分を救ってあげられない人間の末路がコレです。

深夜にネットで不特定多数に言い訳をほざく、未来があるはずだった哀れな若者と化していました。

でもなんでしょう。不思議と嫌いじゃないんですよね、今の自分。ふてぶてしくて。


こうして、自分を好きでいようとしてあげてみました。





窓から隙間風が抜ける。今日も、肌寒いらしい。